2020-03-29

コロナ騒動〜この時期だからこそ考えたいこと

公開日:2020-03-29 | ★最終更新日:2021-01-23

こんにちは。

東京はこの週末、事実上の外出禁止というお達しが出ました。今日などは雪のおまけつき。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

一様に普段とは違う生活になりました

強制的にこのような生活になり、戸惑いのエネルギーが蔓延しています。

私などはいつも家にいてお仕事させていただいていますが、それだって事情は変わってきます。食事の準備は顕著で、家族の人数分ということになりますから、回数と1回あたりの量が増え、それに付随して かかる時間と洗い物が増え、予定していた食材の減りが早くなり….。

わりと協力的な家族だとは思いますが、日数を経るにつれて、当然、家族それぞれにストレスはたまってきます。何でもないように思われますが、病の悪化というのは、こういうチリツモですからね。

更に切実なのは、時給労働の契約形態で、お仕事をしたくてもできない方々です。働きたい意欲は満々なのに、そのエネルギーを収入に変えられないジレンマは、いかばかりかと本当にお察し申し上げます。生きるには、いずれ「固定費」がかかりますから。

補償について、一刻も早く打ち出して欲しいものです。切に願っています。

食についてしっかり考える

さてこのような体験から、私たちは何を学ぶことができるでしょうか。….国には国の仕事を、自治体には自治体の仕事をしていただいて、私たちは個人レベルに目を転じましょう。

例えば、買い物。

これは、自分の必要な量だけ買いましょうね。一人暮らしならあなたの必要量、ご家族がおられるなら、ご家族分の量。これが基本です。不安や恐怖から3−4割増しになっていませんか?

この日本にあって、食料品はなくなりません。皆が一斉に同じものを食べるわけではありませんからね。

また、きれい事でもなんでもなく、こんな時ですから、いつも以上に「命に感謝をしつつ食べる」ことを意識したらよいと思うんです。コロナ騒動では様々な問題が提示されます。これも大切なテーマの1つではないでしょうか。

動物とはいうものの、人間の生命維持はかなり特殊です。死んでもそのエネルギーが他の動物に還元される訳ではなく、他から命をいただくばかりの存在です。その分 知恵で他の生き物のお役に立っていることもあるでしょうが、残念ながら奪っている方が圧倒的に多いと思われます。

今一度、お宅の食料品の在庫を調べ、「全部使い切ってやろう!」くらいの気持ちで棚卸ししてみてください。幸い、情報を取る機能は遮断されていませんので、ある食材を使った料理を検索することはできますものね!新メニューの開発にもなるのでは?

因みに、我が家は普段からあまりストックをしない家ですが、それでも間違って買ってきちゃってダブっているものなど、けっこうあります(笑)

あと、これを機に食生活を見直そうとか。

アイデアは、「ない」と思えば全く出てこないものですからね!積極的に目先(意識の方向)を変えてみましょう。

今後のお仕事の可能性を考える

これは絶好のチャンスだと思います。

普段使われない方にはピンと来ないかもしれませんが、オンライン会議システムはとても進化しています。

私は zoom を使わせていいただいています。説明会、個人セッション、カードリーディング・ワークショップ、リーディングの練習会にお茶会と、いろんな形で。

知人やお客様の中には、このシステムを利用し、お花のおけいこやピアノのレッスンをしている人たちもいます。

会社員の方でも、課のオンラインミーティングや、先方との打ち合わせ以外にも、もっと使える方法があるのではないでしょうか。

インターネットの世界を好きか嫌いかは別として、使えるようにしておくことはとても大切です。zoomってなに?スカイプって?…これらを利用することにより、あなたの可能性が格段に広がります。今後年齢が進んでも、時間と場所を選ばないオンラインの世界なら、メリットは多いはず。

これから会社の形態やお仕事環境は、確実に変わってきますから、いくつものわらじを履いて活躍できるよう、今のお仕事以外に何か身につけておく必要があるでしょう。これまでは「趣味の域」だと諦めていたことにも、この際スポットライトを当ててみませんか?

信じられないかもしれませんが、あなたが好きで興味のあることは、あなたの才能のありかを示しているのですよ。才能は「育てるもの」。もともと完成形で備わっているものではありません。

図らずも、目の前に、通常手にできない時間とタイミングが用意されました。悲しいことに、切羽詰まった状況にならないと、人間は重い腰を上げようとしません。ですから、物理的な備えをした上で、今後のことを真剣に考えましょう。

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