2023-10-29

私たちは生きている

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公開日：2023-10-29 | ★最終更新日：2023-10-29

一昨日は母の病院に付き添い、また昨日は義父の一周忌を執り行いました。

うちはありがたいことに両親健在で、父は自宅で毎日１時間エアロバイクを漕ぎ、アクティブな母は週４でスイミングに通っています。

それでも84歳と81歳ですから、顔を合わせるたびにお墓の話や、相続の話、どちらかが残った場合にどうするか、…そんな話になります。

で、ひとりになった場合、これまでは普通に「施設に入る！」と言ってたんです。

でもね、おとといは違いました。「家で暮らそうと思う」と。私は大賛成です。

ここ数年で学んだこと

義父は亡くなる前に、入退院を繰り返していました。ほんの数日の入院も含めて、どのくらいしたか、忘れちゃうくらい。

最期を迎えたのは、いわゆるホスピス系の病院に転院した矢先のことでした。

プロによる完全看護で安心ではあるものの、やはり入院していると衰えが早いです。

トイレに行く、お風呂に入る、座る、寝るなど日常生活で使う筋肉が使われないだけで、こんなになるのか、と。一時は認知症もかなり進んでいました。

コロナで面会もままならなかったので、その変化には、ただただ驚くばかりでした。透析をしていたとはいえ、家にいた時間は病状も良くなっていたので、もし選択ができたなら、自宅で過ごせればよかったと思います。

また、今年になって、義妹の家族が脳出血で運ばれました。のちにリハビリ病院に転院し、現在は自宅で過ごしています。

これを機に、家族の生活は一変しました。

このまま、どうなっちゃうのか…、誰もが心配しました。若くして、ほぼ寝たきりになってしまうのではないか。。。本人についてはもちろんですが、家族の事情を考えてみても、なかなかシビアな未来でした。

ところが。

会うたびにできることが増えているのです。それには本当に感動します。

家族の献身的なフォローや本人の努力。これは周りの心も動かします。

医学は９割を超えてわからないことだらけだと聞きます。確かにそうなんですよね。

私たちは、自分の体のことをほぼ知らずに生きているのだから、「常識」と呼ばれることが覆って当たり前の世界。

私も植物食に変えたことで、驚きの変化がたくさんありますからね。やはり「体は生命体なのだ」という実感と共に過ごす毎日なのですよ^ ^

いろいろと学ぶ中で、寿命は決まっているのだと、私は知りました。

肉体は地（地球）の神様からお借りしている大切なものですが、この生命という名のモビルスーツを、その時が来るまで大切に使わせていただきながら、各人のお役目を果たしていく。

これが真の意味で天寿を全うする意味なのでしょうね。

年老いた両親も想像以上に元気ですし、足腰を鍛えつつ、自分の趣味を楽しむ生活をしています。

いよいよの場合にはサービスを受けるとして、それまでは「自分の人生を！」と望めば望むほど、生き生きと暮らしていけるような気がします。

意思は可能性を広げる原動力ですね！

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